10年前のオメガ・スピードマスタープロフェッショナル(手巻きモデル)の正規オーバーホール料金のあれこれ

昔は高級機械式腕時計の入門モデルなんて言われていたスピードマスタープロフェッショナル

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これは自前の3571.50です

10年くらい前から使い続けています

オメガの販売価格は上がるばかりで今は入門モデルの値段ではなくなりました

13年前くらいは3570.50など未使用の並行輸入品でも20~22万円前後で販売されていました

さらに古い輸入腕時計のカタログが手元にあります

1990年の物でオメガのページです(ST145 002B)

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30年以上前からデザインは本当に変わっていないです

ブレスの形状や文字板の仕様は少しずつ変化していますが見た目は今もほぼ変更なしです

定価は190,000円です

もちろん今の貨幣価値と違うので当時もとても高価だったはずです

次に2007年のカタログもあります

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2007年の3570.50の定価は336,000円です

2020年の311.30.42.30.01.005 いわゆるノーマルスピマスは

定価605,000円(税抜き550,000円)です

オメガHP 修理価格

ムーブメントの改良や材質・品質のレベルアップはしていますが

値段もぐっと上がりましたね

それと共に修理・オーバーホール料金も上がっています

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修理料金の資料は2011年のものしか手元にないのですが

クロノグラフメカニカル仕様(手巻きスピマス)で

オーバーホール料金は57,750円(税抜き55,000円)でした

2020年 オメガ公式HPのコンプリートサービス価格は85,800円となっています

こちらも人件費や交換パーツの品質向上コストが高くなっている理由からでしょう

オメガ公式の修理作業風景

ノーマルスピマスの正規オーバーホールには通常の部品や針やプッシュボタン代が含まれています

通常と言うとまず夜光付きの分針と時針にクロノグラフ用のクロノ針

インダイヤルの12時間針に30分積算計の針さらにスモールセコンド針

それにプラスチック風防部分とスタート・ストッププッシュボタンとりゅうずと裏蓋パッキンです

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ノーマルスピマス以外の針は含まれているかわかりませんが

例えばファーストレプリカ等の鏡面仕上げの針は含まれない恐れも

そのあたりの疑問はオメガのピックアップサービス

正規OH見積もりを取ってみても良いと思います

申し込むと梱包キットが届くので包んで発送するだけです

キャンセル料は1,100円と記載があります

街の時計修理店でもとても安くオーバーホールして頂けますが最近は

オメガからのパーツの供給が制限されだしてきたとも聞きます

コーアクシャルモデルなど特殊なムーブメントを積んでいるなら

オメガに依頼した方が無難かもしれません

オメガの会社自身がたくさんメンテナンスしたいのでしょうね

車のディーラーの様に新車販売時よりメンテナンスの際の利益率が

高いのかも



正規OH代が高い分保証期間も2年間としています

スピードマスター手巻きモデルは値段は高いですが

一般的なムーブメントを搭載しているので

こだわりがあまりないのならオメガに出さずとも

町の時計屋さんで修理やOHしても問題ないと思います

30,000円~くらいからが一般的な値段のようですが

交換パーツがあると追加料金が必要です

現実的には40,000円近くかかるくらいになりそうでしょうか




ここから余談です

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オメガはオーバーホールをOVと略していますね

各部呼び名も正確にはもじばんではなく「もじいた」と呼称します

いつも参考にしている 日本時計協会

時計の各部分の正式名称がわかりやすく説明されています

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